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2021年の障がいをもつ方の就職状況

令和3年度 コロナ禍の中での「障害者の就職件数」減少 (厚生労働省発表分)

昨年度(令和2年度)の障がいを持つ方のハローワークでの求職申込数は223,985件で、令和2年度に比べて5.7%増加しました。これは平成11年度から右肩上がりを続けていた休職の申し込みをされた方が21年ぶりに減少しました。また、就職件数は96,180件で、令和2年度と比べ7.1%増加しました。

023.1
物価上昇が1月は4%を超えた。「その物価上昇を上回る賃金上昇を」と年頭会見で岸田首相は訴えた。
確かに、大企業や経済連は、「賃金上昇は経営者の責任」と賃上げのニュースが流れている。

しかし、日本経済の70%以上は中小企業です。この物価上昇の原因であるコストの上昇を「価格転嫁」できず、逆に、賃金を上げるなんて難しいと苦闘している。
 

中小企業で働く若い人達は、「このまま、この会社で働いていても」と会社を離れる。即戦力の転職市場は過熱している。

中小企業にとって有能な人材の流失は、経営問題にかかわり、コスト上昇を価格上昇に転嫁できない事業所は、「人手不足」となり、このままだと、「人出不足倒産」におびえている。

賃金を抑えて、労働生産性を上げるとなると、人手は賃金等を抑えられる非正規となる。

非正規は賃金を抑えられ、生活もできず疲弊する。

経営者は、賃金を抑え生産性を上げないと会社の継続さえ危うい。
有能な人材は欲しいがコストがかかるというジレンマ。
 

日本経済は、もう待ったなしの状態。加えて長期金利が上がると我慢して経営を続けている企業は金利負担で、もう大変です。

経済構造や社会構造の変化が必要でしょうが、弱い人に、しわ寄せが来ないことを祈ります。

物価高、防衛費のための増税。そして、社会保障もどうなるか・・・。岸田首相は「丁寧に説明」されるのかなあ。

 日本では、企業(43.5人以上の企業)には、障がい者を雇用しなければなりません。

法定雇用率というのを設けています。一般企業では、2021年3月から、2.3%となりました。例えば1000人以上の従業員が働いている会社では23人以上の障がいのある人を雇わなければなりません。
障がいのある人を雇い入れられなければ、罰則もあります。

 しかし、2020年の民間企業におけるこの法定雇用率を達成している会社は48.6%です。

 厚生労働省の発表によりますと、2020年6月時点で、障害者の全雇用者数57.8万人のうち、身体障害者は35.6万人、知的障害者は13.4万人ですが、精神障害のある人については8.8万人です。精神障害者とは、「うつ」や「発達障害」などの病気を抱える人です。

令和3年度は、「精神障害を持つ方」の就労が増えましたが、
まだまだ、精神障害者の雇用は多くはありません。

身体障害者や知的障害者の方と比べマスト、「障害」と呼ばれる「特性」が見えにくく、
頼める仕事が分かりにくいように思います。
  就職件数(件)     対前年度比   就職率
身体障害者 20,829          804件増 35.9%  
知的障害者 19,957          156件増 57.6%  
精神障害者 45,885          5261件増 42.4%  
その他の障害者※  9,509            119件増 41.3%  
合計 96,180         6340増 42.9%  

※「その他の障害者」とは、障害者手帳をもたない発達障害、難病患者、高次脳機能障害の方

令和3年は、精神障害を持つ方の就職が活発化しています。
 また、ハローワークに届け出のあった障がい者の解雇者数は1656件(前年令和21年は2,191件)だったとも報告されています。
令和3年度は障害を持つ方の解雇件数は減ってはきており、落ち着いてきたとのこと。 

コロナ禍で働くこと

コロナ禍だからこそ、だれもが希望をもって働ける社会が必要です。

「なぜ仕事をするのか?」。「お金がほしいから。」
 もちろん、人に求められ、認められ、評価されることは、障が
 いが有る無しに関わらず、生きていく力になります。喜びに
 なります。

  
2020年、わたしたちのもとにコロナ禍がおそいました。多くの仕事がなくなりました。商売が立ち行かなくなりました。先行きの見えない恐怖が続いています。AIやコロナがしごとを奪っていきました。

しかし、必ず、新しい仕事がまた生まれます。労働力は不足します。それが、どんな仕事でも、合わせられる仕事に対する意欲だけは持ち合わせいきたいです。そうやって、今までの人は生きてきたのです。

障がいを持つ方は、ご自分の特性(障がい)に合わせる働き方も考えていただくことも必要かと思います。ご自分に自信をつけて、社会とつながる喜びを感じる。
そして、目的を持って働く。そうすれば、はたらくことが楽しくなるのではないでしょうか。

生きることは、一人よがりではできません。もちろん、受けれる支援は全部受け、ワクチンだって何度でも打って生きのびていきましょう!! 
 

コロナ禍の中で、はたらき方も変わります。

あなたの生活を変えるのは努力でしょうか? 
あなたのまわり生活環境をお金をかけてでも変えて行く必要もあるかと。

コロナ禍であっても、障がいをもつ人も、健常者も、「人の役に立ちたい」、「成長したい」、「社会の中で必とされたい」と思っているはずです。みんな、はたらくことは、私たちの権利なのですから。まわりの助けを大切にして。

待遇(給与)は障がいを持つ方の多様性に見合っていないのが現実

障害者雇用は難しいですか?

障害者の利欲理由で多いのは、「職場の雰囲気・人間関係」が
トップです。

次が、賃金・労働条件に不満ということ。
○精神障害者の賃金(平成25年 厚生労働省)
 精神障害者の1カ月の平均賃金は時間外を除くと15万4000円。
 20時間以上30時間未満では、8万3000円
 20時間未満の人は4万7000円でした。
 
 確かに決して賃金がよいとはいえません。
 

 厚生労働省の調査によりますと、
 事務的職業や運搬・清掃・包装などの職業についている人の割合が多くなっています。

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