61歳の軽度知的障害者（療育手帳B2）
40年以上、厚生年金に加入しています。もちろん、今も加入中　

□　13歳で療育手帳取得（B2）　
20歳時に療育手帳更新時以降、検査記録無し。軽度知的障害で、61歳で再検査（IQ53）で障害基礎年金申請。３年前に父親を亡く
してから一人暮らし。
　　
まじめな彼は、40年以上、障害者雇用の最低賃金で、同じ中小企業（社員数40名）で働いています。（厚生年金に加入）　
最低賃金の非正規のため、手取り１２万円の給与。これでは、今
の現実の社会では生きていけません。このような人のためにも、社会福祉制度、障害年金制度は必要すと訴え、障害基礎年金2級の支給が決定いたしました。

□　当事務所からの一言
うれしいの一言です。役に立てた喜びは、いつもの２倍、３倍で
す。一生懸命働いていても、障害基礎年金は　受けられます。
 

正当な判断です。　しかし、障害年金の手続きには時間を費やしました。　

この方の働いている事業所に仕事上、どれだけ配慮をしているかの
証明（意見書）を取りました。この事業所は、障害者雇用はこの方一人だけ。自己評価は低い、しかし、「モノづくりを一生懸命続けてきた」というプライドがあるこの方を40年以上雇用してくれた事業所です。ありがとうございます。